YMCAキャンプについて

YMCAキャンプ blog

1920年の夏に神戸の六甲山で誕生したYMCAキャンプは、日本で最初のキャンプでした。以来、YMCAは多くの青少年に精神・知性・身体・社会性のバランスのとれた人として成長することを願い、様々なプログラムを提供してきました。

それぞれの時代や社会状況と共に、プログラムの形態は変化してきましたが、90年を経た今も、変わらないことがあります。それは、人間の持っている欲求『認められたい、認めたい』に応じることです。

私たちは、青少年に関わり合い、その大切さを共に学び、育み続けてきました。『自分を生かし、活かされている、受け入れられている』という情緒の安定を基盤にして、【生きる力】を育んでいきたいと願っています。

YMCAキャンプの目的

  • 自然生活を楽しみ、自然に適応する能力を身につける。
  • 良い習慣を育て実践する。
  • 健康のための知識を得て、自分の身体を守る方法を知る。
  • 生活を豊かにする技術を学び、創造力を育む。
  • 良き友人を作る方法を学び、互いの存在と生命を尊重する心を育む。
  • 民主的なグループ経験から、社会に関わる責任感を育む
  • 神の恵みを知り、感謝の気持ちを養う

サマーキャンプ

7月中旬から8月下旬までの約40日間に、16のキャンプを実施しています。対象はキャンプごとに様々で、最も小さな子どもたちが参加できるキャンプは、3歳児からのデイキャンプ(日帰り)です。YMCAでは、野外で行われる集団活動を総称して「キャンプ」と呼んでいます。そのため、日帰りの活動もキャンプと呼びますし、一般的なイメージの「キャンプ=テント生活」ではありません。

その多くは施設キャンプと呼ばれるキャビンやバンガロー、ロッジなどの山小屋や、宿舎に宿泊します。もちろんテントに泊まるキャンプが無いわけではなく、8月に実施する「地球人キャンプin呼子」、「阿南ダイナミックキャンプ」、「沖縄わんぴーすキャンプ」など、よりダイナミックに自然体験を行うキャンプでは、テントでの宿泊を実施します。

ウインターキャンプ

夏には夏の楽しさがあるように、冬には冬の自然の楽しみがあります。雪で遊ぶというのは、まさに冬でしかできないダイナミックな遊びの1つです。
幼児の「雪遊びキャンプ」に始まり、小学生になると「ハチ高原スキーキャンプ」、「長野スキーキャンプ」など、岡山では味わうことのできない冬の自然を満喫できます。

日帰りのキャンプも充実しており、年少(3歳児)から小学校低学年までのデイキャンプ。小学1から6年生までのウエルネススクールなど、参加しやすく面白いプログラムがいっぱいあります!

ファミリーキャンプ

5月のゴールデン・ウィーク、8月、1月にそれぞれ家族を対象にしたファミリーキャンプを実施しています。普段は子ども中心の生活スタイルですが、ファミリーキャンプでは、大人も童心に返って思う存分「遊び」ます。

ファミリーキャンプのイイところは、色々な家族が一緒に同じ空間と時間を共有すること。「うちの子」も「他人の子」も関係なく、キャンプに参加している家族が、1つの大きな家族のようにお世話したり、お世話されたりします。近頃失われつつあるといわれるコミュニティーが、ここにはしっかりと存在します。

また、日頃は仕事が忙しくて、ゆっくり子どもと遊ぶ時間が持てないお父さんやお母さんが、子どもの前で活躍できるキャンプです。子どもは子ども、大人は大人で遊ぶ時間もあります。その間は、リーダー達が子どもたちの楽しいプログラムを行いますので、安心して遊んでいただけます。

5月は山遊び。8月は海遊び。1月は雪遊びを計画中。ぜひ一度、YMCAファミリーキャンプを体験してみてください。

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